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当社では鍛造、焼鈍、旋削加工や調質工程までの一貫生産の設備を持っており、お互いの工程の管理の効率を上げることにより、品質、納期、コストでお客様の要望に応えられるよう体制をそなえております。
各鉄鋼メーカーから調達した、様々な鋼種・鋼径から使用する素材に適した専用の切断機にて、最終的な製品形状に合わせて鍛造・機械加工ロス部分を考慮した適切な素材重量で材料を切断します。
厳しい温度管理・時間管理の元、切断した素材を成型適正温度まで加熱します。加熱温度は素材や重量に合わせて調整します。
各工場に導入されている最新設備が、それぞれの特性を活かし最終製品に仕上げます。
全自動のリングミルをはじめ様々なロボットも導入し、品質の安定、低コストを追求するとともに、作業環境の改善にも一役買っています。
大型リング鍛造から、大ロット・小ロット品、特殊形状などのニーズに対応できる18基のローリングミルが稼働しています。
リング鍛造ばかりでなく各種型打鍛造品も炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼などはもちろん、アルミニウムや銅、チタンなどの非鉄金属まで幅広く製造しています。
15,000t、8,000t、6,000tをはじめとした大型の油圧プレス、リングロールと大型エアーハンマー(NEWTON30000E)との複合ラインが対応しています。
円柱・角柱・円筒形の材料に上下から金型で圧力をかけ中心内部の組織を均一化させます。棒状鍛造に使用します。
大型リング鍛造品熱処理装置は、専用治具による旋回装置や、噴射装置が付いた焼入れ油槽などによって硬度ムラや変形の少ない均一な焼入れを実現し、鍛造品の内部の品質まで保証できる高性能な設備です。
また、お客様のご要望に応じて、ショットブラストによる表面処理を行い利用用途に適した処理加工に対応しています。
鍛造品は熱処理後、各種機械加工を行っています。大径品から小径品までお客様の要望に応じて機械加工されます。
これらの工程は同一工場内で処理されるため、輸送コストや日程の削減につながります。
最新の設備で構成された当社の一貫生産システムは、品質の安定はもちろんユーザーのコスト削減の希望にも応えるものであります。
独自の輸送体制で外径4,000mm以上の大型製品もタイムリーにお客様にお届けいたします。